師匠:あれ?よくこのコーナーが分かったね。
弟子:ちゃんとリンクあるじゃん。ちゃっかり。
師匠:気がついたんだ。
弟子:で、なんなんです?ワケありペコちゃんって?
師匠:ウチのペコちゃんは「新しい物ではない」とは言っても、
良い物しか出してないだろ?
弟子:そうですね。キズモノを売ることはないですね。
師匠:古い物だから経年劣化は否めないけど、基本満足度の高い物を
出している。
弟子:そう思います。
師匠:でも、長い間同じ物を扱っているとどうしても微妙な物が手に
入ってしまう。
弟子:あるある。ぷぷっ。
師匠:それを出そうと。そういうことです。
弟子:大丈夫なの?
師匠:隠し事はないし、ちゃんとワケの理由は述べるよ。問題ないでしょ。
弟子:また、理解した人が買えばいいって投げやりな感じですか。
師匠:まさか!…いや、そうかもしれない…。まさか!…いや、
そうかもしれない…。
弟子:どっちなんですか。もー。
師匠:例えばさ、実用で貯金箱を買う人は箱なんてどうでもいいだろ?
弟子:まぁね。
師匠:その分安ければこのコーナーをやる価値はあるんじゃないか?
弟子:じゃぁ、キズモノは?クレームになるよ?
師匠:キズモノと言ってるんだからクレームにはならないでしょ。
弟子:全ては自己責任だと。
師匠:まさか!…いや、そうかもしれない…。まさか!…いや、
そうかもしれない…。
弟子:ふざけてるんですか?
師匠:大真面目です。
弟子:他に言っておくことは?
師匠:その由来が全くわからないペコちゃん風の物もあります。
弟子:なるほど。面白いかも。……ではやってみましょうか。
師匠:ではでは、この商品について………。
弟子:ワケありの理由とは!!!ジャカジャン!!
*・゜゜・*:.:*・゜゜・*:.:*・゜゜・*:.:*・゜゜・*:・
ワケありの理由
師匠:さてさて、缶モノを積極的に出そうと思うよ。
弟子:ペコちゃんと缶モノは切っても切れない感じがありますよね。
師匠:幾つかは取り扱いがあるんだけど、缶モノは難しいんだよ。
弟子:どういう風に?
師匠:小傷とか歪みとかクスミとかさ。
弟子:そうだよね。そもそも新品がほとんど裸だもんね。
師匠:でもワシんとこには缶モノが割とたくさんある。
弟子:うん。あるよね。かさばってる。
師匠:それならワケアリで出してリーズナブルにすればいいじゃん。
弟子:そりゃそうだ。
師匠:そんで、最初っから宣言しとくの。
弟子:何を?
師匠:この缶製品は、傷、小傷、凹み、歪み、スレ感、サビ等々々々々があります。
弟子:そりゃいいね。文句を言われないためのノーガード戦法。
師匠:だってさ、古くて年季入ってんだけどいい感じの缶ってあるんだよ。
弟子:どれもこれも年季入ってんの?
師匠:そうでもないよ。キレイなのもある。
弟子:一点一点についてコメントしていくの???
師匠:まさか。商品画像上キレイに見えても…………。
弟子:見えても?
師匠:傷、小傷、凹み、歪み、スレ感、サビ等々々々々があります。
って言う。
弟子:なるほど。徹底するんですね。
師匠:ショップさんが雰囲気作りにとかもってこいなんだけどなー。
弟子:昭和居酒屋とかバッチリだよね。
*・゜゜・*:.:*・゜゜・*:.:*・゜゜・*:.:*・゜゜・*:・